初めての登山
先日、神奈川県にある鍋割山に行ってきました。
ロープウェイを使わない登山は大人になってからは初めて。
恐らく登山の猛者みたいな方々とご一緒させて頂きました。
「初心者向け登山」の言葉に、初めての登山に臨みました。
用意したもの
何しろ初めての登山です。
ご一緒させて頂くメンバーのFacebookの投稿をはじめとし、色々なサイトで調べまくりました。
結果的には下記に落ち着くことに。
・通勤で使っているリュック
・ランニングで使用しているジャージ
・ウインドブレーカー
・未使用のトイレットペーパー1巻
・行動食(ラムネ、チョコ、ぬれせん)
・500㎖ペットボトル×4本(めちゃくちゃ水分を摂るタイプ)
・日焼け止め、
・ごみ袋
・着替え(尋常じゃない汗っかきのため)
これで足りるかな?と不安になりながらもこの程度で納めておきました。
山を登りながら考えたこと
登り初めの平地では
おしゃべりをする余裕もありましたが、途中からは無言です。
色々なことを考えました。
目標は山頂。
歩いてもいいし、ケーブルカーがあれば使ってもいいし、経路は1つとは限らない。
諦めて引き返してもいいけれど、登ると決めたら進むしかない。
一歩一歩足元を見ながら歩みを進めていきます。
その途中も小さな選択の連続。横たわる枕木を超えるのか、石畳の道を選ぶのか。
どの道を選ぶか、によって時間や披露具合が違ってくるはずです。
目標までの距離を聞いて、絶望的な気持ちになっても一歩ずつ進めば山頂には辿り着ける。
諦めさえしなければ。どんなに時間がかかっても。
「これは仕事とか人生も同じなのかな? 」なんて、思ってみたり。
頓挫させてしまった仕事やのことや、思うように進まない自分の人生などが頭をかすめます。
でも都度適切なやり方や方向を選んで進めていけば、頂上にはたどり着けるはず。とつらつら考えながら頂上を目指します。
ここからしか見られない景色
登り始めて3時間。ようやく頂上にたどり着きました。
ようやくたどり着いた頂上からの景色は、格別なものでした。
富士山や、遠くには相模湾も。
登った者にしか見られない絶景なんだな、と思うとより一層尊いものに思えました。
「一歩一歩、諦めずに登ったからこそ、今ここで私はこの絶景を見ている!!」
頂上までのプロセスがこの景色をより美しく見せているのは間違いありません。
「頑張って良かった、諦めないで良かった」と言いようのない満足感が。
用意すればよかったもの
万感の思いで頂上を満喫し、名残惜しい気持ちで下山です。
登りもきついけれど、本当にしんどいのは下山する時なのではないか?と思いまして。
全体重を支え続けた膝はガクガクです。
ご一緒させていただいた方にポールをお借りして、何とか下山できました。
本当にありがとうございます!
鍋割山の最寄り駅に向かう電車の中では「皆さんなんでスキーのストックみたいなものを持っているのかな?」と疑問に思っていましたが、実際に下山してみてこの謎が解けました。
ポール、本当に必要。下りでの膝への負担が随分違います。
登山を趣味に!
ご一緒させて頂いた皆様のおかげで、初めての登山を楽しく終えることができました。
山を登っている間は頭が空っぽになるし、頂上まで登りきれた!という達成感を味わうことができます。
諦めないで頂上まで登れた!と自己肯定感が爆上がりです。
頂上に行けば登った者にしか味わえない絶景も見られます。
元気になりたいときには、登山に行こうと思います。
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